大学生と補助金 [思うままに]
大学生と補助金
国家は、大学生を育てる為に補助金をだしています。現在はどのようになっているかどうか知りませんが、以前は、国立大学と私立大学と金額が違いました。
どうして急に、このようなことを書く気になったかと言いますと、「新しい日本の歴史」のタイトルで、多いときは、毎日、考えたことを書いてきました。コメントの欄は書き込みを禁止しないで自由に書いて頂いて、感想をかいてもらったり、読者同士で意見の交換をしてもらおうと思いました。
コメントは全く消去していません。殆ど、コメントはありませんでした。何故かといいますと、私の書いていることは、馬鹿げているらしいです。少しでも歴史に興味のある人であれば、私が書いていることは、認めることは出来ません。認めますと、今までに、自分が勉強してきたことが、70パーセントぐらい無駄になるからです。
学校で講義をしておられる先生は、なにか質問がありますかと、いつも言われました。
質問する人は、頭のいい人ばかりでした。知っているのであれば、質問しなければいいのにといつも思っていましたが、違うのですね。講義を聴きますと、解るのですが、解らないところがあるかと聞かれますと、どこが解らないのか分からないのです。
なぜか 判りませんが、最近、コメントが増えました。コメントというより、私の馬鹿さ加減を教えてやろうというコメントです。暖かい応援のコメントも頂戴しましたが、ほとんど、私の心に突き刺さるようなコメントでした。このような事になると予想していましたので、コメントに対する返事は書きませんでしたが、12月25日に「by 退官した老人」
と書いて、コメントを書いて来られました。退官という言葉は、私立大学でも使うかも知れませんが、私は国立大学だと勝手に決めました。25日のところは、左のカレンダーで、12月を出して、「25」を選択して貰いますと、読むことができます。
退官した老人さんは、私が、思い込みの連続で無茶苦茶の歴史を書いていることを、「・・・その意味で、指導教官としては学生よりも楽な存在です。只1つ困ることは、思い込みが強く、頑固なことです。Vettyさんの書き込みもその典型のように思います。」のように書かれています。自分の教えている社会人学生が、思い込みが強く、頑固なことを例にあげて、私をその、どうしようもない連中と同じだと書かれました。私は、ボロクソに言われたことに腹がたったのではありません。この退官した老人は、小学生から大学生まで、国の膨大な教育にたいする補助を受けて自分の現在があることを知らないのではないかと思いました。だから、「私の大学にも最近、社会人の学生が増えました。」という文になりました。by 退官した老人さんは、自分の努力で、現在の自分があることを忘れていることに腹が立ちました。
退官した老人さんがもし、国立大学を出られたのであれば、国からどれほどの補助を受けておられたのか知っておられるだろうか、そして、現在、国立大学で学んでおられる方も知っておられるだろうかというのが、この文章を書く気になった経緯です。
前置きがながくなりました。
by 退官した老人さんと私は似た年代を過ごしたと思います。詳しく書きますと、私の年が判りますから、簡単に書きますと、アンポアンポで吹き荒れた時代でした。学生運動が盛んで、今からおもえば、無茶苦茶の学生時代でした。岸信介という首相を政界から引きづり下ろし、学生達は有頂天になっていたと思います。しかし、この頃に卒業した人で、学生運動に加わった人は、銀行とか、その頃、日本の国を支えているのは、製鉄会社だと豪語しておられた製鉄会社には入社できなかったと思います。(私の想像です)
この頃のわたしは、学生運動は興味がなく、当時入っていました学生寮・300人ほど入寮の運営に参加していました。その頃の学生は、6割ぐらいは、仕送りが充分ではなかったので、寮費の支払いが遅れる人が多かったです。
私は会計を引き受けていました。年々、寮費を上げませんと寮の運営はできなくなりつつありました。世の中のことは、ロクロク新聞も読みませんし、テレビもありませんでしたから、理屈抜きで寮費をあげないでやっていくことに頭を使いました。いろいろやりました、その中の一つが、学校に負担してもらう作戦です。屁理屈を一杯ならべて、学長に談判しました。
このときの学長は、背の低い野良仕事から帰ってきたという感じで、東北訛りのため、言葉がよく理解できませんでした。学生の分際で、見下すようなところがありました。学長は、一時間ほどの話合いの中で、「約束はできないが、努力してみよう」と言われました。
同じ頃に、学生運動をしている連中は、学校の教授をつるし上げにする会合を度々、開き、「第二次大戦を許してきた先生は、殺人者だ」「お前が喋る権利はない」などと罵声を浴びせながら、自分達の会合を有利に導いていました。
学長は、大学もお金が足りないので、現在の予算からは無理だけれども、努力すると言われました。会談は私たちの希望通りにはならなくて、がっかりした記憶があります。その時に、学長は言われました。「君たち学生を卒業させるために、国は400万円の費用をかけています」「だから、勉強だけはしてください」「そして、卒業したら、そのお金は返さなくても良いが、国のために働いてほしい」と言われました。私たちは、そんな話を聞くために、学長に合ったのではありませんから、何を言っておられるのだと思っていました。しかし、数ヶ月のちに、寮の暖房費の一部として、大学から補助金がでました。 現金なものです。小柄な学長が、大きく素晴らしい人間に見えてきました。 「国は400万円の費用をかけています」は、その後、私の頭の中には残りました。
当時は、400万円がどれほどか考えもしませんでしたが、寮費は月、2600円でした。このうち、1800円が食費でした。一日、60円でした。そんな金額で生活できたのかと思われたらダメですよ。当時、町に自衛隊と刑務所がありました。自衛隊は100円で、刑務所は80円だったと思います。自衛隊も刑務所も国の施設ですから、この金額が食費にかかった費用のすべてかどうか判りません。一食、20円で寮務の人は、企画をしていました。
間違いなしに、充分ではありませんが、一ヶ月、2600円で生きていけた時代の400万円ですから、国は膨大なお金をつぎ込んでいたことが判ります。
現在は、国立大学は、親の力と自分の力で勉強している思っておられる方が殆どだと思いますが、大学に行きたくてもいけなかった人が働いて治めた税金で大学を出させてもらったことになります。
私と同じ年代ですと、このように考えておられるのが、当然と思っていましたのに・・・・。
さて、現在の学生さんは、国からいくらもらっているのでしょうか?







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by 高級ブランド品ショップ (2009-10-09 13:44)