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歴史各論 三角縁神獣鏡(84) 魏志倭人伝(35)  邪馬壹国は、何所に(31)狗奴国(2) [三角縁神獣鏡]

前回に書きました魏志倭人伝の原文をご覧ください。
 末廬国以降しか掲載しませんでした。ただ、煩雑になるから割愛しただけです。どの国へ行くにも場所が判るように方角と距離が書いてあります。距離が書いてないときは、船で行くのか歩いて行くのか、行くときは何日かかるかが書いてあります。
 
書いてないということは、狗奴国の場合は、書きたくなかったか、書くことが出来なかったかのどちらかになります。
 此女王境界所盡 (ここは女王の境界の尽きる所) であることが判ったのであれば、末廬国の東南に奴国と書いたのですから、その続きに奴国の南にあると書けばよいのに、
投馬國、邪馬臺國を記した後に、狗奴国を書いたことになります。

次有奴國、此女王境界所盡。其南有狗奴國、男子爲王、其官有狗古智卑狗、不屬女王
この文章の後ろに、突然、自郡至女王國萬二千餘里 と書いてあります。郡よりとは、帯方郡の郡と思えます。
 ずっと、正確に距離を書いてあるのに、狗奴国から邪馬臺國迄が分らなかったのでしょう。 その証拠の一つが、次有奴國、此女王境界所盡。 より前の部分にあります。
 この前に、
自女王國以北、其戸數道里可得略載、其餘旁國遠絶、不可得詳。 と書いてあります。

女王国より北は、その戸数や道のりは、ほぼ判っているが、外の国は遠く離れていて精しくは判っていないと記しています。 そして、その分らない国々の名前を列記しています。

  これらの事から、難升米等から報告を受けた陳寿は、邪馬臺國から狗奴国の間に、20ヶ国があるように解釈したようです。

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