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神話ではなかった古事記・古事記を読んでみます(86) 天地初めて發けし時 [日本の歴史]

 前回までは、伊邪那美神の前に、どうして、「妹」の字がついているかを調べていましたら、16回も書く事になりました。
太安万侶は、日本の歴史を書くにあたって、「天地初めて發けし時」と書き始めました。是は、日本の歴史の始めは、上の方には、天が出来、下の方には、地が出来て、その後、空と地面が誕生したという意味でしょうか。
そうだとしますと、その前は、天と地は、一緒くたになっていたと言うことでしょう。表現を変えますと、天と地は、どろどろに、一体になっていたことになるでしょうか。
そうだとしますと、日本どころか、太安万侶は、地球が出来る前のことを考えたことになります。

「天地初発之時」の部分を倉野憲司は、岩波文庫の『古事記』と云う翻訳書に於いて、「天地初めて發(ひら)けし時」と翻訳されました。
是は、前後の意味から勝手に翻訳すれば、「天地初めて誕生した時」となるでしょうか。

「初発(ショハツ)のときと、其のまま読んで」読者にまかせた方が良かったのではないでしょうか。古事記に使われている漢字は、日本書紀のように、漢字そのものが持つ、意味を表さないで、音だけを表していることが多いです。
しかし、ルールに従わないで、「初」の漢字が持つ、意味を表すとしますと、「初発」という熟語が、あることはあります。意味は、「はじまり、おこり」と辞書にあります。
「発」は漢和辞典では、 はなつ、おこる、おこす、ひらく、あばく と記します。

「発」を使った熟語を、数えてみます。
1. 〈ハツ〉
1. 1 矢や弾を放つ。「発射・発砲/不発・暴発・連発銃・百発百中」
1. 2 出かける。たつ。「発車・発着/始発・出発・進発・先発・遅発」
1. 3 外部や世間に向けて出す。「発券・発行・発信・発送・発注・発売・発布・発令/増発・乱発」
1. 4 外に現れ出る。生ずる。生じさせる。「発火・発芽・発癌 (はつがん) ・発現・発光・発散・発情・発生・発電・発熱/揮発・蒸発」
1. 5 物事を始める。行動を起こす。事が起こる。「発案・発議・発語・発想・発奮/偶発・続発・突発・奮発・自発的」
1. 6 隠れていたものなどを明るみに出す。ひらく。あばく。「発掘・発見・発明/開発・啓発・告発・徴発・摘発」
1. 7 外に向かって伸び広がる。「発育・発達・発展」
1. 8 (「撥」の代用字)はねかえす。はね上げる。「挑発・反発」
1. 9 (「溌」の代用字)とびはねる。「活発」
1. 10 (「醗」の代用字)かもす。「発酵」
1. 〈ホツ〉始める。起こす。起こる。「発願・発起・発作・発心・発足・発端」

沢山あって迷いますが、次の発の使い方がなじむのではと思います。
1. 4 外に現れ出る。生ずる。生じさせる。「発火・発芽・発癌 (はつがん) ・発現・発光・発散・発情・発生・発電・発熱/揮発・蒸発」
太安万侶は、書き始めて、直ぐに、「水蛭子」の事を書きました。この事は、16回にわけて書きましたが、インドの哲学書に、
「ヤマとヤミーとの名の双生児—兄妹」が知る逸れていることと、宇宙の創造
再創造 (pratisarga)、宇宙の周期的な破壊と再生
野事が書かれていることを紹介しました。

次の所に書きましたから、参考にしてください。
神話ではなかった古事記・古事記を読んでみます(84) 妹伊邪那美神(15)

太安万侶は、インドの哲学書を読み、古事記の最初に、「天地初発之時」い「水蛭子」のことをかいたのではと考えました。

「天地初発之時」の始めの翻訳を間違ったために、古事記の解読が上手く行かないで、今では、神話ばかりが書かれた、歴史書ではなくて、偽書扱いになったのではと考えています。
「神話ではなかった古事記」のタイトルは、「古事記は、天皇家の歴史を記したもの」を表しています。
①高天原の「天」は、日本にやって来た天つ神の天です。
②その高天原に、自分達の住処を造ろうと、始めは独身の人達、三人が、調査にやって来て、下山しました。
③次に、やって来たのは、七組の人達です。二人は、独身の神です。五組の10人は、夫婦です。子供が産まれても、育てることができるかを調べに来たと思います。
④ ③の最後にやって来たのが、伊邪那美命と伊邪那岐命です。
 この夫婦の時に、水蛭子が産まれました。
⑤この後、太安万侶は、伊邪那美命と伊邪那岐命が、次々と島を生んだ記事を書きました。その島の名前は、現在でも、殆ど、残っています。






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