So-net無料ブログ作成
検索選択

No715神武東征(164)  神武天皇(107) 奥津鏡・辺津鏡(3) [日本大好き]

大国主神が、助けた兎が、大国主神(大穴牟遅神)が、八上比売を獲得するだろうと云ったことになっています。兎の予言の通り、八上比売は八十神の求婚には断ります。
八十神の願いは叶わず、八上比売は大国主神と結婚することになりました。そのことを恨んだ八十神達は大国主神を欺いて、伯耆国西伯郡にある手間山に赤い猪がいると誘い出し、山上から猪を追うから、麓で待っていて捕まえろと命令します。失敗したら殺すと命じます。
八十神は、猪に似た大石を火で焼いて山から落とします。それを受け止めないと殺すと云われていましたから、大国主は、受け止めますが、焼けた大石の為に、死んでしまいます。  
これを知った母神の刺国若比売命は泣き哀しみ、天上に参上して神産巣日神に救いを求めました。神産巣日神は蚶貝比売と蛤貝比売の二神を遣わし大国主神を生き返らせました。
死んだ者を生き返らしたいのは、今も昔も同じだったのでしょう。
そんな奇跡をおこすことのできる人がいたのだと古事記は書いています。
そんな馬鹿なと云いたいところですが、信じたくないのが、現在の人でしょう。こんな話は、作り話、神話だという言葉で片付けられています。

 神産巣日神とは、古事記の最初に登場する神で、新しい新天地をヒルゼン高原に定め、適地であるかどうか調べる為に、やって来た三人の神の内の一人です。神産巣日神は、死にかけている人を回復させる医学的知識を持っている人だったことになります。
 蚶貝比売と蛤貝比売が派遣されたと書いてありますが、蚶貝(赤貝)と蛤貝(ハマグリ)を用いて治療したのでしょうか。古事記の訳本の欄外に、古代の民間療法と書いてあります。
 薬として実際にあった様な記述が、インターネットにあった様な記憶があります。

 この様子を見た八十神達は、また大国主神を騙して山へ連れ込み、大木を切り倒して楔を打ち木を裂くと、その間に大国主神を入らせるなり楔を抜き、大国主神を殺してしまいました。母神は泣きながら大国主神を探したところ、直ぐに、気の間から救い出します。見つけることができ復活させた。そして我が子に、このままではいつか八十神に殺されてしまうと言って、すぐに木の国の大屋毘古神のところへ避難させました。
 ところが兄弟神達が追いかけてきて、弓をかまえて大国主神を引き渡すよう求めてきたので、素戔嗚尊のいる根国に行くよう言って、木の股をくぐって逃がした。
 この様に、大国主神が八上比売と結婚した時には、まだ、大国主神ではなく、大穴牟遅神という名前で、二回殺された時も、名前は、大穴牟遅神です。
 木の国の大屋毘古神に保護されている時も、大穴牟遅神です。

お国主神は、因幡の兎の話にあるように、多くの兄弟がいたことが、古事記には書かれています。ところが、日本書紀には書かれていません。書きたくなかったことになります。この様に、大国主神は、多くの兄弟から、苛められのは、八上比売と結婚したことだけではなさそうです。
 大国主神へのいじめは、まだ、続きます。
タイトルの奥津鏡・辺津鏡は、今回出てきませんでした。次回に、回すことにします。