No725神武東征(174) 神武天皇(117) 奥津鏡・辺津鏡(13) [日本大好き]
古事記のはじめの部分を転記します。
原文、
天地初發之時、於二高天原一成突名、天之御中主突。【訓高下天云阿揺下效此】筱高御籥厥日突。筱突籥厥日突。此三柱突隅、竝獨突成坐而隱レ身也。筱國稚、如二浮脂一而、久羅下那洲多陀用幣琉之時、【琉字以上十字以音】如二葦牙一因二萌騰之物一而成突名、宇揺志阿斯訶備比古遲突。【此突名以音】筱天之常立突。【訓常云登許訓立云多知】此二柱突亦濁突成坐而隱レ身。
上件五柱突隅、別天突。
読み下し文
天地の初めて発けし時、高天原に成りませる神の名は、天之御中主神。【高の下の天をアマと云ふ。下、これに效ふ。】次に高御産巣日神。次に神産巣日神。此の三柱の神は、並独神成り坐して身を隠したまひき。次に国稚く、浮かべる脂の如くにして、海月如す漂へる時に、【琉の字より上の十字は、音を以ふ。】葦牙の如萌え騰る物に因りて成りませる神の名は、宇麻志阿斯訶備比古遲神。【此の神の名は、音を以ふ。】次に天之常立神。【常を訓みてトコと云ひ、立を訓みてタチと云ふ。】此の二柱の神も独神成り坐して身を隠したまひき。
上の件の五柱の神は、別天神。
以上は、丸山林平氏による原文と読み下し文です。
http://www.umoregi.com/koten/kojiki/story.html?v=1&n=11
倉野憲司氏の翻訳本『古事記』をお持ちでしたら、お二人の違いがすぐに判ります。
倉野憲司氏は、原文を本の後ろの方にまとめて掲載して居られます。原文にある【訓高下天云阿揺下效此】は、読み下し文では省略して居られます。
倉野憲司氏の原文では、【訓高下天云阿麻下效此】とあり、「揺」と「麻」が異なっています。
注意深く見ますと、この部分に限らず、違う漢字がいっぱい見えます。
倉野憲司氏の翻訳本『古事記』に書かれている原文を記します。
天地初發之時。於高天原成神名。天之御中主神【訓高下天云阿麻下效此】次高御産巣日神。次神産巣日神。此三柱神者。並獨神成坐而。隱身也。
次國稚如浮脂而。久羅下那洲多陀用幣琉之時【琉字以上十字以音】如葦牙因萌騰之物而。成神名。宇摩志阿斯訶備比古遲神【此神名以音】次天之常立神【訓常云登許訓立云多知】此二柱神亦獨神成坐而。隱身也。
上件五柱神者。別天神。
このように比べますと、丸山林平氏が使っておられる古事記の写本と倉野憲司氏が使っておられる写本が異なることが判ります。
倉野憲司氏の読み下し文には、殆ど、フリガナを付けておられます。
丸山林平氏の原文には、「天之御中主突」とあるのに、読み下し文には、「天之御中主神」とあり、全く違いますから、丸山林平氏のものは、採用しないで、倉野憲司氏のものを採用します。
ややこしいことを書いた理由は、倉野憲司氏は、読み下し文に原文にある【訓高下天云阿麻下效此】を書いておられないことを云いたかったのです。
出来ましたら、倉野憲司氏の翻訳本『古事記』(岩波文庫)を購入して、原文と読み下し文の両方にある「天」を蛍光ペン(黄)で、囲んでください。
「天」の字が付くものには、神の名前と物の名前と土地の名前の三通りに別れます。
ページによると、神の名前がいっぱいのページがあります。その記事の頃に、「天」から一杯の人がやって来たのではないかと考えています。道具(例・天の沼矛)は、「天」から持ってきたのではないかと。 此処までが、総論になります。
さて、全ての「天」のつくものが、総論に当てはまるかは、これから、各論を一つずつ、確認して、全てが終わった時に、証明されたことになります。
「天」からやって来たのですが、計画的に「天」から連れて来たと思われる場合もあります。連れてきたのが、イザナギであったり、アマテラスであったり、スサノオであったり、ニニギ命であっただろうと推察出来るほど、古事記の中に、「天」の字のつく神が登場します。
古事記は、どのような神が外国からやって来たかを書き残したものだと考えています。
次回は、各論を書きます。
原文、
天地初發之時、於二高天原一成突名、天之御中主突。【訓高下天云阿揺下效此】筱高御籥厥日突。筱突籥厥日突。此三柱突隅、竝獨突成坐而隱レ身也。筱國稚、如二浮脂一而、久羅下那洲多陀用幣琉之時、【琉字以上十字以音】如二葦牙一因二萌騰之物一而成突名、宇揺志阿斯訶備比古遲突。【此突名以音】筱天之常立突。【訓常云登許訓立云多知】此二柱突亦濁突成坐而隱レ身。
上件五柱突隅、別天突。
読み下し文
天地の初めて発けし時、高天原に成りませる神の名は、天之御中主神。【高の下の天をアマと云ふ。下、これに效ふ。】次に高御産巣日神。次に神産巣日神。此の三柱の神は、並独神成り坐して身を隠したまひき。次に国稚く、浮かべる脂の如くにして、海月如す漂へる時に、【琉の字より上の十字は、音を以ふ。】葦牙の如萌え騰る物に因りて成りませる神の名は、宇麻志阿斯訶備比古遲神。【此の神の名は、音を以ふ。】次に天之常立神。【常を訓みてトコと云ひ、立を訓みてタチと云ふ。】此の二柱の神も独神成り坐して身を隠したまひき。
上の件の五柱の神は、別天神。
以上は、丸山林平氏による原文と読み下し文です。
http://www.umoregi.com/koten/kojiki/story.html?v=1&n=11
倉野憲司氏の翻訳本『古事記』をお持ちでしたら、お二人の違いがすぐに判ります。
倉野憲司氏は、原文を本の後ろの方にまとめて掲載して居られます。原文にある【訓高下天云阿揺下效此】は、読み下し文では省略して居られます。
倉野憲司氏の原文では、【訓高下天云阿麻下效此】とあり、「揺」と「麻」が異なっています。
注意深く見ますと、この部分に限らず、違う漢字がいっぱい見えます。
倉野憲司氏の翻訳本『古事記』に書かれている原文を記します。
天地初發之時。於高天原成神名。天之御中主神【訓高下天云阿麻下效此】次高御産巣日神。次神産巣日神。此三柱神者。並獨神成坐而。隱身也。
次國稚如浮脂而。久羅下那洲多陀用幣琉之時【琉字以上十字以音】如葦牙因萌騰之物而。成神名。宇摩志阿斯訶備比古遲神【此神名以音】次天之常立神【訓常云登許訓立云多知】此二柱神亦獨神成坐而。隱身也。
上件五柱神者。別天神。
このように比べますと、丸山林平氏が使っておられる古事記の写本と倉野憲司氏が使っておられる写本が異なることが判ります。
倉野憲司氏の読み下し文には、殆ど、フリガナを付けておられます。
丸山林平氏の原文には、「天之御中主突」とあるのに、読み下し文には、「天之御中主神」とあり、全く違いますから、丸山林平氏のものは、採用しないで、倉野憲司氏のものを採用します。
ややこしいことを書いた理由は、倉野憲司氏は、読み下し文に原文にある【訓高下天云阿麻下效此】を書いておられないことを云いたかったのです。
出来ましたら、倉野憲司氏の翻訳本『古事記』(岩波文庫)を購入して、原文と読み下し文の両方にある「天」を蛍光ペン(黄)で、囲んでください。
「天」の字が付くものには、神の名前と物の名前と土地の名前の三通りに別れます。
ページによると、神の名前がいっぱいのページがあります。その記事の頃に、「天」から一杯の人がやって来たのではないかと考えています。道具(例・天の沼矛)は、「天」から持ってきたのではないかと。 此処までが、総論になります。
さて、全ての「天」のつくものが、総論に当てはまるかは、これから、各論を一つずつ、確認して、全てが終わった時に、証明されたことになります。
「天」からやって来たのですが、計画的に「天」から連れて来たと思われる場合もあります。連れてきたのが、イザナギであったり、アマテラスであったり、スサノオであったり、ニニギ命であっただろうと推察出来るほど、古事記の中に、「天」の字のつく神が登場します。
古事記は、どのような神が外国からやって来たかを書き残したものだと考えています。
次回は、各論を書きます。






