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No726神武東征(175)  神武天皇(118) 奥津鏡・辺津鏡(14) [日本大好き]

話題は益々、神武東征と離れて行きますが、このまま、辛抱して読んでください。
倉野憲司氏の翻訳本『古事記』に書かれている原文を記します。

天地初發之時。於高天原成神名。天之御中主神【訓高下天云阿麻下效此】次高御産巣日神。次神産巣日神。此三柱神者。並獨神成坐而。隱身也。
次國稚如浮脂而。久羅下那洲多陀用幣琉之時【琉字以上十字以音】如葦牙因萌騰之物而。成神名。宇摩志阿斯訶備比古遲神【此神名以音】次天之常立神【訓常云登許訓立云多知】此二柱神亦獨神成坐而。隱身也。

 上件五柱神者。別天神。

此の書き下し文を私が勝手に作りました。次に記します。
天(テン)と地ができて初めのころ、高天原に、平定しながらやってきたのは、
天之御中主神(テンノミナカヌシ)です。その次にやってきたのは、高御産巣日神。そして、神産巣日神て゛した。この三人は、独身者で、そのうちに、身を隠しました。
国はわかくて、(季節は)浮いたあぶらのように、クラゲが漂うに、葦の芽が萌えあがるように見える時です。そのような時、成れる神の名は、
宇摩志阿斯訶備比古遲神 次にやってきたのは、天之常立神(テンノトコタチ)。この二人もまた、独神でした。そして、ここを去っていきました。

上に書きました五人の神は、天つ神とは、別の神さんです。

太文字は、神の名前です。5人いました。

翻訳した時に、重要視したポイントを次に記します。
訳本を書かれた倉野憲司氏と全然意味が違うようになりました。
① 「天」という字が一杯でてきます。「於高天原成神名」の天だけは、特別に、【訓高下天云阿麻下此】と注釈があります。「阿麻アマ」と読むようにと。ということは、他の「天」は、「アマ」と読まないで、「テン」と読むのでしょう。(と自分で説明しながら、3年ほど前は、「別天神」は、天つ神にしました。天津神の中でも、特別の神と云う意味。しかし、最近は、そのまま読んで、天っ神とは別ですと読んでいます。)

② 「於高天原成神名」のなかに、「」の漢字があります。倉野憲司氏は、この字を訳さずに、「成れる」と書いておられます。これではなんのことか判りません。
「成」の字は、もともと、「戈ホコ」の意味があり、戈を使って、やっつけながら、成し遂げることだと思われます。(この高天原には、先住民がいました。縄文遺跡があります)

③蒜山高原の麓で育たれました田村誠一氏は、著書の中で、春は、本当にこのような光景ですと書いておられます。高天原を蒜山だと田村氏は説明しておられます。
ここに書かれているとおり、高天原は葦が生えていたことが分かります。その葦が、同じ位置から見れば、萌えあがるようであり、少し上から見れば、ふぁふぁと波打っていたのだと思います。

④ 「天之常立神」に注意書きがあります。【訓常云登許訓立云多知】「常」を「トコ」と読み、「立」は「タチ」と読みなさいと。「天」はなにも書いてありません。書いて無いのであれば、普通に、「テン」と読むのでしょう。

⑤「上件五柱神者。別天神」の読みかたで、古事記は、流れが全く違うものに成ります。
倉野憲司氏は、「別天神」を「別(コト)天つ神」と読んでおられます。なんのことか判らなかったらいけないので、注をつけておられます。
  天つ神の中の特別な天つ神、と。
確かに、「別」という漢字は、特別の別ではありますが、刀で分ける意味があります。
天つ神と別なのだという意味になります。
もし、特別な神であれば、どのように特別なのか、記されていても良いですが、記されていません。
ただ、大国主神と一緒に全国を開発して廻った少名毘古那神は神産巣日神の子供だと古事記にあります。
又、『古事記』では高御産巣日神は、葦原中津国平定である天孫降臨の際には高木神という名で登場します。登場するだけではなく、文の前後から判断すると、天照大御神と同じ位重要な神として扱われています。

上の五柱の神は、天つ神ではありません。この後にでてくる神が、天つ神なのですよ。
と、念を押したのだと思います。
と云うことは、天之御中主神と天之常立神には、〔天〕が付いていますが、天津神ではないと判断すべきだと思います。

⑥並獨神成坐而。獨神は、独身の神には違いないと思いますが、「独」という字には、牡という意味が一義にありますので、男の神だと思います。

もう一度、5人の神の名を書きます。
天之御中主神、高御産巣日神、神産巣日、宇摩志阿斯訶備比古遲神、天之常立神です。

前に書いてある〔天〕〔高〕〔神〕〔宇摩志〕は、出身地の名前ではないかと推理しています。
〔天〕は、中国の雲南省にあった〔滇テン〕ではないか。苗族で、天照大神や神武天皇が、計画的に、日本へ入植させたのではないかと考えています。
〔高〕と〔宇摩志〕は、どこか判りません。〔神〕はユダヤ人ではないかと思います。

そりゃ何だと思われる方が、殆どだと思います。
 このブログの左の部分をスクロールしながら見ますと、検索のコーナーがあります。
キーワードを〔苗族〕とか〔雲南省〕とか〔ユダヤ人〕と入れて検索して頂きますと、厖大な文章がヒットすると思います。
馬鹿らしいとおもいながらでも、読んで頂きますと、そうかいなと思えるのではないかと思っています。