So-net無料ブログ作成
検索選択

No736神武東征(185)  神武天皇(128) 日本書紀と古事記(3) [日本大好き]

もう一度、それぞれの原文を記します。

 古事記の原文
天地初發之時。於高天原成神名。天之御中主神【訓高下天云阿麻下此】次高御産巣日神。次神産巣日神。此三柱神者。並獨神成坐而。隱身也。
次國稚如浮脂而。久羅下那洲多陀用幣琉之時【琉字以上十字以音】如葦牙因萌騰之物而。成神名。宇摩志阿斯訶備比古遲神【此神名以音】次天之常立神【訓常云登許訓立云多知】此二柱神亦獨神成坐而。隱身也。 上件五柱神者。別天神。

日本書紀の原文は 
古天地未剖。陰陽不分。渾沌如鶏子。溟?而含牙。及其清陽者薄靡而爲天。重濁者淹滯而爲地。精妙之合搏易。重濁之凝場難。故天先成而地後定。然後神聖生其中焉。故曰。開闢之初。
洲壞浮漂。譬猶游魚之浮水上也。于時天地之中生一物。状如葦牙。便化爲神。號國常立尊。〈至貴曰尊。自餘曰命。並訓美擧等也。下皆倣此。〉
次國狹槌尊。次豐斟渟尊。凡三神矣。乾道獨化。所以成此純男。

一書 〔第一・一書〕一書曰。
天地初判。一物在於虚中。状貌難言。其中自有化生之神。號
國常立尊。亦曰國底立尊。次國狹槌尊。亦曰國狹立尊。次豐國主尊。亦曰豐組野尊。亦曰豐
香節野尊。亦曰浮經野豐買尊。亦曰豐國野尊。亦曰豐囓野尊。亦曰葉木國野尊。亦曰見野尊。』
葉木國。此云播擧矩爾。

一書〔第二・一書〕 一書曰。
古國稚地稚之時。譬猶浮膏而漂蕩。于時國中生物。状如葦牙
之抽出也。因此有化生之神。號可美葦牙彦舅尊。次國常立尊。次國狹槌尊。』可美。此云于
麻時。彦舅。此云比古尼。

一書 〔第三・一書〕 一書曰。
天地混成之時。始有神人焉。號可美葦牙彦舅尊。次國底立尊。

一書 〔第四・一書〕 一書曰。
天地初判。始有倶生之神。號國常立尊。次國狹槌尊。又曰。高天原所生神名。曰天御中主尊。次高皇産靈尊。次神皇産靈尊。』皇産靈。此云美武須毘。

一書 〔第五・一書〕 一書曰。
天地未生之時。譬猶海上浮雪無所根係。其中生一物。如葦牙之初生泥中也。便化爲人。號國常立尊。

一書 〔第六・一書〕 一書曰。
天地初判。有物若葦牙。生於空中。因此化神號天常立尊。次可美葦牙彦舅尊。又有物若浮膏 生於空中。因此化神號國常立尊。

本文の記事数は、記紀共に、略同数です。
その後ろに書いてある部分は、古事記ではゼロで、日本書紀では、第六書まであります。私は日本書紀の編集者が、あちこちから存在する記録書を求めて来たと考えられていますが、私は、日本書紀の編集者が、これだけの事を書いて、後の世の人に理解して頂こうとしたと考えます。
 なにを理解して貰うのかと云いますと、日本書紀に書いてあることがどれほど正しいかと云うことです。
 それは、古事記を書いた太安万侶も考えたことになります。では、一書から六書までは、本文を補強するためにあったとしますと、では、本文も自信満ちたものである筈です。

本文を並べて、もう一度書いてみます。
天地初發之時。於高天原成神名。天之御中主神【訓高下天云阿麻下此】次高御産巣日神。次神産巣日神。此三柱神者。並獨神成坐而。隱身也。
次國稚如浮脂而。久羅下那洲多陀用幣琉之時【琉字以上十字以音】如葦牙因萌騰之物而。成神名。宇摩志阿斯訶備比古遲神【此神名以音】次天之常立神【訓常云登許訓立云多知】此二柱神亦獨神成坐而。隱身也。 上件五柱神者。別天神。

日本書紀の原文は 
古天地未剖。陰陽不分。渾沌如鶏子。溟?而含牙。及其清陽者薄靡而爲天。重濁者淹滯而爲地。精妙之合搏易。重濁之凝場難。故天先成而地後定。然後神聖生其中焉。故曰。開闢之初。
洲壞浮漂。譬猶游魚之浮水上也。于時天地之中生一物。状如葦牙。便化爲神。號國常立尊。〈至貴曰尊。自餘曰命。並訓美擧等也。下皆倣此。〉
次國狹槌尊。次豐斟渟尊。凡三神矣。乾道獨化。所以成此純男。

私が読む前に、一度ご自分で読んでください。
 古事記の方は、意味は、解らなくても、どなたでも、読むことが出来ると思います。
読んでみます。

天地(テンチ)初發(ショハツ)之時。於高天原成神名(タカアマハラにおいて成る神の名は)。天之御中主神(テンノミナカヌシノ神)【訓高下天云阿麻下此】次高御産巣日神(次はタカミサンスノ神)。次神産巣日神(次はカミサンソウノ神)。此三柱神者この三柱の神は。並獨神成坐而(並びて獨り神で成りいます)。隱身也(身を隠されました)。
次國稚如浮脂而(次は、国が若くて脂が浮いているように、)。久羅下那洲多陀用幣琉之時(クラゲが成し漂える頃に)【琉字以上十字以音】如葦牙因萌騰之物而。(葦の芽が牙のように見え、燃え上がる時に、)成神名(お成りになった神は)。宇摩志阿斯訶備比古遲神(ウマシアスカビヒコジの神)【此神名以音】次天之常立神(次はテンノトコタチの神)【訓常云登許訓立云多知】二柱神亦獨神成坐而。隱身也。(この二柱の神も又独り神でお成りいます) 上件五柱神者。別天神。(上件五柱の神、別天神です)